名古屋みなとロータリークラブ

卓話Speech

2023年9月8日(金)(第2678回)例会 No.8

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藤井 圓隆様
第2760地区西名古屋分区ガバナー補佐
藤井 圓隆

みなさま、こんにちは。今年度西名古屋分区ガバナー補佐を仰せつかった藤井 圓隆と申します。よろしくお願いいたします。

みなとロータリークラブさんにおかれましては、わが名駅ロータリークラブのいわゆる兄弟のクラブでございまして、みなとロータリークラブさんは57周年でございますが、名駅ロータリークラブは30数年で、日頃はご指導ご鞭撻をお願いしているところでございます。引き続きよろしくお願いしたいと思います。

簡単な自己紹介ではございますが、私、藤井 圓隆と申しまして、本職は坊さんでございます。職業訓練は、不動産鑑定をやっておりますが、これは息子が中心にやっております。中村区にあります大黒寺の住職でございます。御本尊様がちょっと変わっておりまして三面大黒と申しまして体が一つの所に頭が三つついています。正面が大黒様で、向かって右側が弁天様で、左側が毘沙門様という非常に珍しいご本尊様のお寺の住職でございます。京都の高台寺の下に三面大黒で同じような有名なお寺がございますが、そこと同じご本尊様をおまつりしているお寺でございます。豊臣秀吉が珍重したという事でも有名でございます。そのお寺で昭和53年から40年以上住職を務めさせていただいています。

ロータリー歴は2000年8月から、名駅ロータリークラブに、主に国際奉仕の青少年交換等をやらせていただいています。娘も青少年交換で1年間、ボルドーに行かせていただきました。そういう関係で娘が手配しますワインを飲むようになりまして、最近は、専ら晩酌はワインです。座右の銘は、大黒寺は天台宗のお寺でございまして、最澄が申しました「忘己利他」(もうこりた)、「己を忘れて他を利するのは慈悲の極みなり」という有名な言葉です。これはロータリーによりますと「超我の奉仕」我を超えて奉仕するという言葉と軌を一にするもので、これも何かのご縁かなと最初から思っておりました。奉仕という言葉は仏教語の中には、ございませんので、仏教語の中で当てはまる言葉を探しますと、「布施」という言葉が見当たります。布施には、3種類ございまして、第一に財施 (ざいせ)お金とか財産を施すもの。次に仏法を説く法施 (ほうせ)、仏教の事を教えること。最後に無畏施 (むいせ) と申しまして、人間の気分を良くさせるというものです。ロータリアンがロータリー財団へ日頃寄付していただくのは、いわゆる財施でございまして、財施がない事には全然財政が成り立たないという仕組みですので、ぜひみなさん継続してご支援・ご寄付をお願いしたいと思います。

今年度のRIの会長さんは、ゴードン R. マッキナリーさんというスコットランドの方でございます。岡本先生と同じ歯医者さんでございます。スコットランド教会の重鎮の宗教人で、読書家です。次年度は、ペンシルベニア州のステファニーさんという女性会長になる予定です。今年度のRIのテーマは、「世界に希望を生み出そう」と非常に大きなテーマです。マッキナリーさんが就任演説で「平和が無いところには希望がない。ロシアにもウクライナにも希望がない。今こそロータリアンが行動を起こす時期である。今がチャンスだ。」ということをおっしゃっているそうでございます。

本年度地区のガバナーは豊田ロータリークラブの酒井 法丈さんです。警備保障会社の社長さんです。次年度のガバナーは、吉川 公章さん、次々年度の鈴木康仁さんの予定です。

今年度の地区方針は、「培おうプライド、育もうブランド、そして未来へ!!」です。酒井ガバナーが「ロータリアン1人1人が、ロータリアンであることにプライドを持つ事によって、ロータリーブランドが育くまれ、将来のロータリーに繋がる。自分が25年前ロータリアンになった時は、これで地域の名士になれると思い非常に嬉しかったという気持ちが強かった。」と仰っていました。私も、ロータリアンになった時は、相応の自負を持たないといけないなと感じました。酒井ガバナーは非常に熱血漢で熱く語られる方ですので、もうすぐガバナー訪問があると思いますが、ご期待いただきたいと思います。

酒井ガバナーが、よくDEI(多様性と公平性、参加)と仰ってますが、簡単に申しますと、解放されたロータリーということです。具体策は次の三つです。

第一が楽しい例会、面白い例会にしてください。プログラムは大変だと思いますが、外部卓話は講師の力によることも多く、予算も大変だと思いますが、外部卓話の充実をお願いしたい。面白いプログラムを作って面白い例会の開催をお願いしたいという事でございます。

二番目に会員増強について、酒井ガバナーはコロナ前の会員数に戻したい、現在4600→4800と5%増で大変ですが、会員増強を引き続きぜひお願いしたいと仰っています。
西名古屋分区14ロータリークラブの会員の明細でございますが、みなとロータリークラブさんは2023年6月30日現在の話ではございますが、女性会員1名(※現在は2名)でちょっと寂しいと言いますか、世界的に見ますと30%くらいが女性会員で、日本国内は10%が女性会員で、西名古屋分区が7%と他の地区に比べて低いので女性会員の増強もお願いしたいと思う次第です。ちなみに西名古屋分区で一番高いのが中部名古屋みらいロータリークラブさんで20%です。

三番目に、地区補助金を使って具体的な奉仕を行っていただきたい。みなとさんでは、コロナで中断していたそうですがブラックジャックで受けられるという事で安心しています。愛知県の84クラブのうち、65クラブは地区補助金を使う予定がありますが残りの19クラブは事業をやる予定はありません。たくさんのロータリークラブさんに地区補助金を使った事業をやって頂きたいと酒井ガバナーも仰っていました。使っていない地区補助金をローターアクトクラブの自立に使えないかという事で、今回取り組む予定です。

次に、ポリオの根絶についてです。10月中に1回ポリオ例会の開催をお願いしたいという事でございます。ポリオ例会の開催はいろんな形がありますが、ボックスを回してポケットマネーで寄付という形でも結構です。10月27日にポリオ根絶チャリティーコンペがございますので、多数の方々の参加をお願いしたいという事でございます。

次にシンガポール国際会議の参加をぜひお願いします。2024年5月25日(土)ガバナーナイトに300名を募集しています。

今年度のガバナー特別賞の4つの条件についてですが、クラブ戦略委員会設置と、マイロータリー登録60%以上も問題ございません。

PHS(ポールハリスソサエティ)会員5%以上は、年間1000ドル以上の寄付を宣言して頂くとPHSのメンバーとなります。2760地区では47名しかいないという事で、全国平均の5%まで持っていきたいです。なかなか難しいとは思いますが、ぜひこの目標でPHSに入っていただきたいです。地区補助金事業もやってらっしゃるので、PHS会員5%以上を達成すると、みなとロータリークラブさんもガバナー特別賞が獲得できるという事であります。

ここで2760地区のプラス面の特徴を申しますと、日本最大の会員数を誇ることです。ワールドフードフェスタから酒井ガバナーからの提唱で10年を機にロータリーフードティバル(RFF)に名前を変えて継続しております。他の地区には無い有益な事業を行っていることが特徴です。 青少年交換も活発で今年度は12名の方の青少年交換が決まっております。米山奨学生が55名と日本最大級の受け入れを行っております。マイナス面は、米山奨学基金の個人寄付金額が当地区は全国平均より低いのが課題です。

次は、ガバナー補佐からのお願いでございます。本年度も2024年2月14日にANAグランコート名古屋でI.M.を行います。元産業再生機構のCEO冨山和彦さんにお願いしたいと思っています。有益な話も聞けると思いますのでぜひご参加のほどよろしくお願いします。I.M.のアトラクションは、OSK日本歌劇団をお招きしますので、ご期待願いたいと思います。

ロータリー・フードフェスティバルを名古屋久屋大通広場で2024年4/20(土)21(日)に行いますので、例会を持ち出していただいてご参加頂けたらと思います。チケットは例年通り一つ2,000円で、1人20,000円以上買って頂くとありがたいと思います。協賛広告にもご協力いただけるとありがたいです。分区単位でのブースも設置することになっていて西名古屋分区では環境に優しい食材、低農薬有機農法の野菜等の販売、飲食も考えております。環境に優しい食材を教えていただくとありがたいです。
お願いばかりで恐縮でございますが、西名古屋分区ガバナー補佐として地区を盛り上げていきたいと思いますのでご協力のほどよろしくお願いいたします。

名古屋みなとロータリークラブ

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金曜日 12:30~13:30